夫婦喧嘩の原因がなんだったのか覚えてないです。
きっとなんて事のない些細な事だったかもしれないし、すごく大事な事だったかも知れないし。
ただ、その後に言われた事、された事は一生忘れないです。
- 「仕事ばかりしてないでもっと家の事をしてくれ」
- 「たまの休みで家にいるなら寝てないで子供と遊べ」
- 「普通の家の父親はもっと家の事を手伝ってるんだから見習え」
- 「もっと父親らしくできないの?した方がいいんじゃない?」
事あるごとに私を否定する言葉を言われました。
言われる方にも問題あって、どうしようも無いやつなんだろ?と思われるかも知れないですが、キッパリ否定します。
完璧な父親だったか?と言われば、胸を張ってYESとは答えられないですが、低めに評価しても普通です。
何をもって普通かなんて判断はそれぞれですが、仕事前には保育園の送りに行って休みの日はお迎えも行く。
食器洗いはしていたし、洗濯も干して取り込む、お風呂掃除も毎日じゃないにしろやっていました。
子供達と公園で遊んで、お風呂も一緒に入ってゲームなんかもしていました。
休日も雑務があるので仕事には行くけど、早く帰ってきて子供と一緒に晩御飯を作ったりしてました。
100点満点ではないにしろ罵倒されるほどのダメ人間では無かったはずです。
ある日を境に私の洗濯物だけ洗われずに捨てられているようになりました。
量が多くて後回しにするのかと数日待っても放置されてました。
自分の分は自分で洗えというメッセージなのかと、それからは自分で洗うようになりました。
仕事前に洗ってベランダに干して、帰ったら取り込む流れが定着して来たあの日、いつものように洗濯物を取り込もうとベランダに行くと私の衣服は下に落ちてました。
風で飛んだとかのは話ではなくて、意図的に落とされぐちゃぐちゃになってました。
ここまでするのかという怒りと、もうどうでもいいかという諦めが同じ位でした。
眠れなくなりました。
体は疲れているのに目を閉じても眠れなくて、無意識に涙が出てくるんです。
自分はなんでこんな扱いを受けなければいけないんだ?とそんな事ばかり毎晩考えてました。
おねしょをした時は本気で驚きました。
朝起きると下半身が冷たくて、まさかと思って確認すると布団はびっしょり。
子供達に見つかってゲラゲラ笑われてしまったんで、私も笑ってごまかすことしかできなかったですが、内心パニックでした。
翌日からまた漏らすんじゃないかと怖くて寝れずトイレに行く回数が増えました。
結局その後2回漏らしました。
こんな自分を”あの人”はなにも言わず冷ややかな目で見てました。
むしろ、面倒くさそうにすら見えました。
”あの人”が怖くなって、近づくこともできなくなっていました。
声が聞こえたり気配を感じるだけで緊張して動悸がするんです。
同じ部屋で寝ることができなくて、別室で寝るようになって家庭内別居がはじまりました。
その後、2年間くらいの家庭内別居生活はまさに地獄でした。
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