「別人のふりをして生きた時期」ありますか?①


「別人のふりをしてたら、ちゃんと別人になってた件」

こんにちは、はじめまして。

現在、別居10年・離婚協議中
46歳、飲食業のオッサンです。


◆突然ですが

「誰かのふりして生きてた時期」って、ありますか?

私は、あります。

というか正確には、
“ふり”じゃなくて、“なってしまった”です。


本当の自分がどこかに消えて、
誰だかわからない自分を演じながら、

「昨日よりちょっとでもマシな今日であってほしい」

って、祈るように毎日を過ごしてた。

でもね、
そんな日が積もっていくと、ふと考えるんです。

「自分ってこんな人間だったっけ?」

無理やり思い込んで、
気づけば、思い込んだ通りの“別の誰か”になってました。


◆【ざっくり自己紹介】

46歳、飲食店をギリギリで切り盛りしてます。

専門学校を出てからずっと飲食業界。
30歳で自分の店をオープンし、そこから16年。

今も現役、なんとか継続中。


結婚25年目。
子どもは3人。

上の2人は社会人、
末っ子もあと2年で社会人です。


家庭内別居3年→現在別居10年目。
離婚協議、ようやく終盤。


【このブログについて】

ここでは、私の実体験をつらつらと書いていこうと思っています。

できるだけ赤裸々に。
でも、ちょっと笑えるように。

暗くなりすぎず、

でも、嘘はつかない


私の人生、もれなく“全部のせ”状態なので
それを記録がてら、記憶がてら、残していけたらと。


「こんなことある?」っていう出来事、実際にありました。

もちろん“いいこと”じゃなくて、
“やばいこと”の方で。


◆【順風?って、向かい風】

一見、順風満帆に見えた生活。
でもね、順風って、だいたい向かい風なんです。


職場では元気に振る舞い、
家では気配を消して空気みたいに過ごす。


気づけば、どこでも“本当の自分”を出せない日々。

感情がないわけじゃない。
でも、誰の前でも“別人”を演じるクセが染みついて、
どんどん自分が薄くなっていった。


ふとした瞬間に思ったんです。

「これ、ほんとに俺の人生?」


バラバラに見える出来事が、全部つながっていく感覚。
順風のふりをしてた“向かい風”に、
気づけば心が押し返されてました。


「明日を変える勇気より、今日を誤魔化す技術がうまくなった。」
反撃のたぬき、10年目の別居記録より

これです。


毎日同じような日々を繰り返しながら、
「きっとそのうちなんとかなるだろ」って思い込んでた。


でも、そろそろちゃんと向き合わないと
ヤバいなと思って。

筆じゃなくて、ブログを始めました。


【誰か一人でも、届けばいい】

崩壊って、ある日突然ドカン!と来るものじゃない。


音もなく、じわじわ、
静かに心を削っていくものなんです。


  • 夫婦関係の悪化
  • テナント立ち退き
  • 仲間の離脱
  • 借金地獄
  • 財産トラブル

今ではネタにできますが、
当時はまったく笑えない日々でした。


でも、笑い話にできるくらいまで耐えてこれたなら、
少しくらい自分を褒めてやってもいいかなと思ってます。


今、似たような状況にいる人。
過去にそうだった人。
これからそうなるかもしれない人。

そんな“同士”みたいな人と、
どこかで繋がれたら嬉しいです。


◆【目指すは “離婚成立”】

離婚届って、紙1枚で終わります。
でも、そこに至るまでの道のりは、分厚いノンフィクションでした。


これは、私にとっての
人生の卒論みたいなものです。
(ちなみに大学は出てません。笑)


日本では、
1分ちょっとに1組が結婚して、
3分弱に1組が離婚してるらしいです。


10組中4組が離婚するぶっつけ本番のリアルゲーム、
私はどんなエンディングを迎えるのか。


まあ、なるようにしかならないけど、
できるだけ自分に正直に、
ちゃんと終わらせたい。


“他人になる”って、けっこう大変なんですよ。

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